すぐれた耐摩耗性を低コストで実現させる表面強化材
ケイ酸塩を主成分とする浸透型水性コンクリート表面強化材です。表面に塗布するだけで、
内部深く浸透しセメント中のカルシウムと反応、硬質な生成物を形成して床表面を硬く緻密に改善します。
表面強化のメカニズム
シリケートハードナーJPを表面に散布・塗布するとコンクリート表層に浸透し、水分の蒸発とともに細孔を塞ぎます。その後、表面はシリケートハードナーJPの硬化物に覆われます。コンクリート内部のシリケートハードナーJPは、セメントのカルシウムと反応を続けコンクリートと完全に一体化します。
特長
お求めやすい低コストの表面強化材
耐摩耗性を向上し、すぐれた改質効果
コンクリート表面に対し「耐摩耗性」を付与します。
耐摩耗性(テーバー摩耗試験)2019年取得データ
摩耗減厚
摩耗減量
モルタル(27~33N/mm2コンクリート表層のモルタル想定)に各種強化剤を塗布。
試験条件:摩耗輪GC-150H/荷重2.5N(250g) 1,000回転
※データは弊社試験データであり保証値ではありません。
コンクリートの表層を強化
耐摩耗性を向上させ、フォークリフト走行など日々のご使用による床の消耗を防ぎます。
コンクリート素地 経過状態の一例
コンクリート素地(試験体)
フォークリフトなどの走行で床面が荒れる
粉塵・汚れ付着
表面強化材塗布 経過状態の一例
表面強化材塗布(試験体)
フォークリフトの走行による摩耗を抑制
床面の荒れを防ぐ
OAフロアー二重床支持脚にもしっかり接着
試験データ
接着剤 | 終局荷重 〔N/本〕 | 剥離応力 〔N/mm2〕 | 試験条件 |
---|---|---|---|
ルビロン302 | 797 | 1.43 | 被 着 体: JIS規格品コンクリート平板(60mm厚 300×300mm) 支柱サイズ: ベースプレート(3.2mm厚 100×100mm) |
ルビロン155 | 867 | 1.56 |
※上記試験結果は試験室において、コンクリート平板(JIS規格品)を下地として試験した結果であり、保証値ではありません。
実際の施工現場においては下地コンクリートの表面性状(強度、脆弱層、堆積している粉塵など)により、接着性に影響が生じる場合があります。
また、シリケードハードナーJPの余剰分の拭取りが不十分の場合、接着剤が付着しにくくなる傾向があります。
無毒・無臭の安心床材
水性タイプで毒性が無く、刺激臭がありません。安全な作業環境で施工できます。
主な適用場所
- ●工場、倉庫、荷捌き場
- ●物流施設、貨物ターミナル
- ●スーパーマーケット、大型店舗など
- ●OAフロアー二重下地防塵処理
- ●機械室、電気室、ポンプ室などの床防塵
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