超撥水力でタイル目地を
しっかり保護
タイルの剥離・剥落を防止
浸透性遮水層の形成
ナノ粒子のシリコン成分がタイル目地より内部に深く浸透し、遮水層を形成するため、長期間に渡り強力な撥水機能を持続します。また、塗膜タイプと異なり表面だけではなく内部から保護するため紫外線や風雨による性能劣化がなく、タイル壁面の剥離・剥落を抑制します。
超撥水性能
白華現象(エフロ)の抑制
コンクリートの毛細管や隙間を内部から埋めていくことで遮水層を形成するため、クラック部からの白華現象を防止します。
人工的クラック試験による遮水効果
※実際の施工にはクラック(0.3mm以上)やジャンカなどは、必ず事前に必要な処理を行ってください。
クラックはコンクリート内部にエフロが発生し、膨張することで発生する場合があります。
このクラックを抑制するには、外部からの水の侵入を防ぐことが一番効果的です。
施工性・安全性
特別な下地処理の必要がない1液タイプです。刷毛やローラーで塗布することができ、特殊な工具を必要としません。作業性に優れ施工期間の短縮に貢献します。
また、有害な有機溶剤を使用していませんので、人と環境にやさしい材料です。
タイル目地からの漏水防止
タイル目地を防水することで白華現象やタイルの浮き・剥離を抑制。タイル壁面の劣化や汚れを防止して建物の美観を維持します。
45二丁磁器タイル
●水がかかっても目地は濡れません。 ●タイル表面に曇り・白濁・艶ムラが発生しません。
タイル目地からの浸水メカニズム
タイル目地からの漏水により外部から水や劣化原因物質が侵入して、タイル接着面の脆弱化が進行。
白華(エフロ)の発生やタイルの剥離や剥落の原因となります。
平成20年4月建築基準法施行規制改正「外装材に関わる主な改正点」
マンション等建築物について外壁タイル、石貼り、モルタル等の劣化・損傷状況調査方法の変吏。外壁タイルに剥離等の異常があった場合は、落下により歩行者等に危害がおよぶおそれのある部分については、外壁の全面打診等の調査が必要になりました。
試験項目 | 未塗布 | 塗布 | 備考 |
カビ抵抗性 (JIS Z 2911:2000) | 30%増殖 | 全く増殖せず | カビの培養28日経過後も発育が認められない |
吸水率試験 (JSCE-K571-2005) | 吸水率 3.1% | 吸水率 0.2% | ナノシリコンコートを塗布した試験体には、ほとんど吸水が認められない |
透湿度試験 (JSCE-K571-2005) | 透湿量 3.23g | 全く増殖せず | ナノシリコンコー卜を塗布した試験体は、未塗布に比べ透湿量が半分以下 |
中性化に対する 抵抗性試験 (JSCE-K571-2005) | 中性化深さ 8.9mm | 中性化深さ 4.8mm | 中性化によってPH値が11より低下すると鉄筋の腐食が始まります |
塩化物イオン浸透 に対する抵抗性試験 (JSCE-K571-2005) | 塩化物イオン 浸透深さ 21.8mm | 塩化物イオン 浸透深さ 0.0mm | 塩化物イオンはコンクリート中の鉄筋表面の不動態皮謨[水酸化第一鉄Fe(OH)2]を破壊し鉄筋の腐食を促進 |
耐候性 (ASTM G53-88*: 5000時間) | − | 異常なし | 実際の使用10年以上に相当する耐候性試験を行い異常なし |
適用基材
セメント系タイル目地その他:弊社営業担当にお問い合わせください。
施工上の注意
●施工前に必ず施工仕様書で詳細を確認してください。
●0℃以下の場所に保管しないでください。
●外装では、降雨および降雨が予想される場合の施工は避けてください。
●塗布する仕上面は十分に乾燥させてください。
●塗布面の洗浄作業に酸性の洗剤を使用した場合は、必ず中和処理をしてください。
●ガラス・アルミなどに付着すると曇りが生じたり、変色する場合がありますので注意してください。
下地 | 塗布量(cc/?) | 塗布回数 |
タイル目地 | 80〜100 | 1〜2回(2回推奨) |
タイルの種類・状態によって必要な塗布量が異なります。
タイルによっては色調変化が見られる場合もあります。
必ず本工事実施の前に試験を行い確認してください。
施工後の注意
タイルキーパー塗布後は他の塗料などは塗布出来ません。
仕様
荷姿:4リットル/ポリ容器・25リットル/ポリ容器 使用工具:ローラー(短毛)・刷毛・噴霧器 成分:シリコーン蒸留液(低芳香溶剤)
●ホルムアルデヒド、カドミウム、総水銀、鉛などの有害物質は含有されていません。
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