Vカットせず綺麗にクラックを補修!
超微粒子だからクラック補修跡が目立たず、クラックの進行・再発を抑制します。
Sクリートクラック工法の概要
Sクリートクラックは、超微粒子セメント+無機顔料(黒色)と、特殊専用樹脂(特殊ポリマーエマルジョン)で構成されたクラック補修材(クラック充填材)および劣化したコンクリート素地の表面被覆材です。コンクリート構造物の維持・補修においてクラック進行拡大抑制と剥離防止、美装を兼ねる効果があります。Sクリートアップ(ケイ酸塩系含浸材)を先行塗布(注入)することでクラック充填材の接着を向上させ、クラックの再発を防止します。
Sクリートクラック工法の特徴
微粒子だからVカットせず注入可能、綺麗な仕上がり
クリートクラックは超微粒子成分のため、Vカットが不要です。表面に生じたひび割れや色ムラをしっかりとカバーします。
塗布前後の低圧散水が不要、施工性がUP!
従来品の珪酸塩系含侵材ですと必ず低圧散水を数回行う必要があるが、Sクリートアップは1液性で塗布前後の低圧散水が不要であることが施工上の最大のメリットです。また、Sクリートクラック用特殊専用樹脂は調合済の液状タイプのため、現場での配合作業も簡単、スムーズに行えます。
クラック抑制・再発防止
コンクリートとの接着性が高い「Sクリートアップ」をベースに用い、クラックに専用樹脂と微粒子セメント+水を配合した混合液を注入することで、仕上げ層とひび割れ箇所の既設コンクリートとの一体化性が向上し、プラスティック乾燥収縮ひび割れや剥離・剥落を予防できます。また、コンクリートのひび割れ部分に起因する構造物内部の遊離石灰抑制や漏水止水においても長期的な再発防止効果を発揮します。
白華(エフロ)抑制・再発防止
コンクリートのアルカリ骨材反応や凍結融解による劣化、白華(エフロ)抑制・再発防止として極めて有効な工法です。
塩化物イオン濃度の高い環境での施工にも
Sクリートクラックに含まれるフライアッシュセメントにより遮塩性が高まるため耐候性や耐久性にすぐれ、沿岸地域や埋立地など塩化物イオン濃度の高い環境での施工にも適しています。