ケミセラコーティング(シリカ系親水膜形成型コーティング剤):艶無し
対象の材質: 釉薬タイル外壁の親水膜形成防汚コーティング剤
雨水で汚れを洗い流してくれる「外壁親水膜形成コート」 |
【コーティング中】 【コーティング中】
コーティングした後、水をかけると下記の写真のように撥水しないで親水状態になり、
付着した汚れは雨で自然に落としてくれる親水膜をタイル表面に形成してくれます。
- 用途
・外壁親水膜形成コートを外壁に吹き付けることで雨水で汚れを洗い流してくれる親水膜を形成するので外壁を汚れから守ります。
- 使用可能外壁材質:ガラスには使用不可
・施釉のあるタイル(ラスタータイルには使用不可)
・アルミパネルやステンレス
・磨きの御影石などの石材
・塗装外壁
・サイディング
外壁親水膜形成コート
1.特 徴 |
- 外壁親水膜形成コートでコート処理した面は、雨水になじみやすい親水膜(全く撥水しない膜)を形成するため、油汚れが付きにくく、付着した汚れもセルフクリーニング効果によって雨水で流されます。
- 有機溶剤が含まれていないため、静電気が発生しにくく、埃なども吸着しにくくなります。
- 酸化チタンによる光触媒コーティング剤とは異なり、太陽光(紫外線)が当らなくても、雨が当たれば防汚効果を発揮します。よって、太陽光の当たらない建物北面でも効果があります。
- 光触媒コーティング剤にある有機物分解作用がないため、塗装壁のトップコートとしても対応できます。
- 艶無しで乾燥性が早いので材質の風合い・色合いを変えません。
2. 成 分 |
1)成分 セラミック化合物・ケイ素化合物・特殊微粒子シリカ・イソプロピルアルコール(IPA)など
3.使用方法 |
1)事前に試しコーティングを行って、コーティング面への悪影響や仕上がり状態を確認してから使用して下さい。
2)下地の汚れを洗剤で除去して下さい。また旧撥水剤やワックスが既に塗ってある場合は、剥離剤などで完全に取り除いて下さい。 汚れを除去した後は、その材質を完全に乾燥させます。
3)コーティング処理を行うもの以外のガラスやアルミ、ステンレスなどは養生を行って下さい。
4)先ず良く振ってから、原液を使用して小型低圧エアスプレーガンを用いて薄膜(吹付量は1㎡当たり50㏄程度)で均一に吹き付けます。吹き付け過ぎた場合、白い粉が残ったら乾いたウエスで乾拭きし除去します。
小型低圧エアスプレーガンでなくミストの細かいスプレーも使用可能です。
5)水がかからないようにし、吹き付け後24時間以上乾燥させて下さい。
4.使用上の注意 |
1)ゴム手袋着用。必要に応じて保護メガネを着用して下さい。
2)万一目に入った場合は、清水で充分水洗いし、目薬をさす等の処置を行い、痛みの伴う場合は医師に相談して下さい。口に入った場合は、清水で充分うがいをして下さい。
3)火気厳禁ですし、塗料と同じですので、雨の日は施工できません。
4)シーリングの打ち替えを行う場合は、シーリングの打ち替え後に使用して下さい。
5)保管は冷暗所にして下さい。
6)用途以外には使用しないで下さい。